11月30日 ドレスデンYHの見学

■日独交流セミナーに参加して

 第1章 序論
 第2章 本論
   第1節 交流のコツ
   第2節 ドイツの現状
   第3節 ドイツYHの現状
   第4節 セミナーについて
     11月26日オリエンテーション
     11月26日ビーネフェルトYH
     11月27日第1回セミナー1
     11月27日第1回セミナー2
     11月27日第2回セミナー1
     11月27日第2回セミナー2
     11月27日ヒルデさん宅訪問
     11月28日ビーネフェルトYH見学
     11月28日第3回セミナー
     11月28日第4回セミナー
     11月28日ドーン氏挨拶
     11月28日デットモルド市長
     11月29日ドレスデンYH到着
     11月30日第5回セミナー
     11月30日日独討論会
     11月30日バロック宝庫訪問
     11月30日第6回セミナー
     11月30日ドレスデンYHの見学
     11月30日ドレスデンの歴史ツアー
     12月01日バウツェンを訪問
     12月01日YHにて昼食
     12月01日ゼンパーオペラ訪問
     ドイツにおけるガイドの問題点
     12月02日フラウエンシュタインYH
     12月02日ザイダYHへ
     12月03日ザイフェン(Seiffen)訪問
     12月03日グトゥルン・シルマン

 第3章 結論

11月30日 ドレスデンユースホステルの説明・見学

 ドレスデンユースホステルは、1975年に共産党員のための全寮制学校として建てられた建築物です。統一前は「愛すべき同志立ちよ!が合い言葉でした」とはマネージャーの説明です。

 ドイツ統一後は、ホテルとなって1995年まで営業しました。1995年2月1日からユースホステルとしてオープン。1997年から2000年に800万マルクかけて修理をおこなわれました。そして全室バストイレ付となりました。

 宿泊数は、1995年に43000泊でしたが、2006年には10万泊を超えました。稼働率は、ドレスデンの全てのホテルと同一です。御客様の国籍は、ドイツ人が圧倒的に多く80〜85パーセント。ついで、アメリカ、日本、スイス、イギリスの順になっています。ドレスデンユースホステルでは、外国の御客様を大切に考えていますので、スイスやイギリスのパートナーと一緒に努力しています。

 また、ドレスデンユースホステルは、聖母教会の復活委員会に入っており、イギリスの聖母教会再建団体が泊まりに来たり、フランスからはパイプオルガンの制作者が泊まったりしています。利用者は、青少年や大学生、週末利用のファミリーが多く、御客様のターゲットを幅広くしています。学校利用も多く、その場合は、旅行ガイドの専門職員を置いています。またドイツユースホステル協会本部の定めるインターナショナルなユースホステルのプロファイルを収得しています。

 また、ザセクセン州協会の行うクオリティーマネジメントを収得しており、今は、2番目のカテゴリーに挑戦中です。これは、お忍び調査員の、ぬきうちテストによって評価が決定されるテストで、ドレスデンユースホステルのスタッフは、それに対して緊張した様子であるとのこと。

 食事の摂取率は、朝食が100パーセント、夕食が40パーセント。屋上には、旗を立てるポールがあり、ドイツ国旗の他に日本国旗がなびいていました。ちなみにヨーロッパでは、国旗がとても大切にされますので、どのユースホステルにも、たいていの国の国旗が用意されています。

 相手の国旗を用意して敬意を払うことは、国際交流の初歩の初歩になるとのこと。当然のことながら食堂などにも国旗が飾ってあります。このへんの常識は、今後、ヨーロッパと国際交流事業を行う場合は注意してください。
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