11月28日ビーネフェルトユースホステル施設見学

■日独交流セミナーに参加して

 第1章 序論
 第2章 本論
   第1節 交流のコツ
   第2節 ドイツの現状
   第3節 ドイツYHの現状
   第4節 セミナーについて
     11月26日オリエンテーション
     11月26日ビーネフェルトYH
     11月27日第1回セミナー1
     11月27日第1回セミナー2
     11月27日第2回セミナー1
     11月27日第2回セミナー2
     11月27日ヒルデさん宅訪問
     11月28日ビーネフェルトYH見学
     11月28日第3回セミナー
     11月28日第4回セミナー
     11月28日ドーン氏挨拶
     11月28日デットモルド市長
     11月29日ドレスデンYH到着
     11月30日第5回セミナー
     11月30日日独討論会
     11月30日バロック宝庫訪問
     11月30日第6回セミナー
     11月30日ドレスデンYHの見学
     11月30日ドレスデンの歴史ツアー
     12月01日バウツェンを訪問
     12月01日YHにて昼食
     12月01日ゼンパーオペラ訪問
     ドイツにおけるガイドの問題点
     12月02日フラウエンシュタインYH
     12月02日ザイダYHへ
     12月03日ザイフェン(Seiffen)訪問
     12月03日グトゥルン・シルマン

 第3章 結論

11月28日ビーネフェルトユースホステル施設見学

 11月28日の朝、ビーネフェルトユースホステルペアレント(Mrs.Kasalo)によるユースホステル施設見学を行いました。ユースホステルの施設見学は、本当に有りがたいプログラムです。私たち現場の人間にとって、一番有益なプログラムだからです。

 しかし、不満もあります。客室とか、ロビーとか、食堂などの表ばかりだからです。一番みたい厨房設備やボイラーやリネン室は見せてくれないからです。ただ、どういう訳か厨房に限っては、外から大きな窓越しにみれました。まるで、オープンキッチンのように厨房がのぞけるのは有りがたく、朝早起きして、食事を作る光景を眺められたのは幸いでした。

 ところでビーネフェルトユースホステルの特色は、仕事が専門分化されてないことにあるそうです。食事担当者が掃除をしたり、掃除担当者が受付をしたりする。こういう仕事方式は、ドイツでは非常に珍しいのだそうですが、日本なら当たり前のことです。全員が他人の仕事をカバーするのが日本式ですから、ビーネフェルトユースホステルは、日本式を採用した珍しいユースホステルということになります。

 それから部屋の広さが広いことも特色です。二人部屋にもかかわらず、16畳くらいの広さがあります。これには理由があります。ビーネフェルトユースホステルの一部は、古い工場をリフォームして作ったためです。

 廃墟のようなボロボロの工場を、どのようにリフォームすれば、こんな美しいユースホステルになるのか分かりませんが、ドイツのリフォーム技術は凄いの一言です。これは、高級ホテルと間違うようなドレスデンユースホステルも師範学校をリフォームしてできたユースホステルでした。

 また施設が綺麗なのにも感心しました。
 綺麗なのにも理由があります。
 部屋には壁紙がありません。
 単なるモルタルらしき壁にしゃれた色の塗料を塗っているだけなのですね。
 ですから汚れが目立てば塗り直すだけです。
 リフォームの必要もありません。

 電気の節約にいたっては、恐ろしいくらいで、これは何処のユースホステルにも共通して言えることですが、窓を大きくとり、場合によっては壁一面を窓にして採光を大きくとっています。但し、阪神大震災の例をみても、地震国日本では、この方式は使えないかもしれませんが。
このサイトに関するお問い合わせは、北軽井沢ブルーベリーYGHの佐藤まで御連絡ください。

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