第13回国際ユースホステル会議(1951年)

■国際ユースホステル連盟の歴史
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第13回国際ユースホステル会議(1951年)

 カリンディアのミルシュテェッテル湖の青年集会に引き続き、ウィーンで第13回会議が開かれた。この会議で決議された主要事項は、第1にフランス語とドイツ語の公式の同時通訳の便宜を提供し、第2に代表的な国の組織まで発展する可能性がありそうに思えるが、現在の資料では、本会員として認めるには実力がまだ不足している協会に仮会員国制度を適用し、第3にインドを仮会員として認めることであった。

 ユースホステル運動がイデオロギーの面で分裂しているフランスの現状についてさらに討論され、会議はオーストリアでも同様の分裂が起こっていることを聞きこれを遺憾とした。この二つの場合に執行委員会は統一を確保するため尽力することを求められた。

 イギリスYH協会の提案で会議手続きの一つの重要な変更が行われた。これは、YH管理の実際上の問題の討議に(本会議の)一部をあて、この目的のために会議を二つの運営委員会に分けた。各委員会は、滞りなく設置され、それぞれ「ユースホステルに学校団体」と「ユースホステルの最低基準」というテーマをとりあげた。第2の問題は、非常な興味を喚起したので、次回の会議で討議を重ねることに意見が一致した。
もっと詳しいことを知りたい方は、日本ユースホステル協会(http://www.jyh.or.jp/index2fr.html)へ御連絡ください。

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