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中山正男先生
中山正男氏は作家としての活動はもとより「ユースホステル」や「青年の船」運動を通じて少年の健全育成に広く貢献したばかりでなく、映画会社や出版会社の経営にも携わり、文化振興に大きく寄与された方です。
映画「馬喰一代」は中山氏の小説を映画化したものであり、原作者、中山正男氏は、明治44年、るべしべで生を受けています。父、米市は酒と喧嘩に強い荒くれ男、馬喰仲間の親分でその一粒だねとして誕生、母は生後まもなく亡くなり、不運な子であった。父は無学であったが、「他人に迷惑をかけず、弱い者助け真直ぐな正しい男になれ」と正男を命名した。
ちなみに中山正男先生の義弟が、金子智一先生です。また中山正男先生は「青年の船」の産みの親でもあります。先生は当初、日本ユースホステル協会で新船を建造する積もりでしたが無理だと分かって、佐藤栄作総理にお願いしました。1966年3月25日夜。 築地の料亭で、佐藤栄作、山岡荘八、大宅荘一、笹川良一、など20名の集まりを肝いりし、明治百年の目玉事業として持ち掛け、佐藤総理は同席していた安井謙総務長官に指示して、これが生まれ、1968に、第一回「青年の船」、が出港したといいます。
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