■日本ユースホステル協会史
■1951〜1960
■1961〜1970
■1971〜1980
■1981〜1990
■1991〜2000
☆国際化、情報化、環境問題へ
☆1991年(平成3)
☆1992年(平成4)
☆1993年(平成5)
☆1994年(平成6)
☆1995年(平成7)
☆1996年(平成8)
☆1997年(平成9)
☆1998年(平成10)
☆1999年(平成11)
☆2000年(平成12)
☆2001年(平成13)
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1993年(平成5)
■星マークの全国調査を実施
ヨーロッパでは、ECの統合が開始され、EU成立へと着実に移行していきました。また、ソ連の崩壊で世界の冷戦構造は解消されました。一方、国内の政治も激変しました。汚職が多発して政治改革が進まず、宮沢内閣は不信任案が可決され、8月には、その野党連合による細川内閣が誕生しました。
唯一、明るい話題は、6月の皇太子徳仁親王と小和田雅子さまのご成婚でした。
この年、ホステルの施設レベルをチェックする「星マーク」の認定調査が一斉に行なわれました。この調査で大切だったことは「利用者の便宜」です。見知らぬ施設がどのような種類のどのようなレベルであるか仕訳するため、全国のユースホステルを2カ月間かけて調査を実施しました。
■ローリング・イヤー会員証の導入
YH予約と共に長い間の懸案であったのが、年次別会員証の発行でした。年度単位の会員証は、入会が遅れるほど会員にとってはデメリットとなり、夏を過ぎると世界中で入会者が激減していました。これを、入会した日から満1年間通用する会員証制度に変更しました。これは、コンピューター管理だから可能になったことで、会員には朗報であり、入会者を増やす効果があるものと期待されました。
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